皆さん,こんにちは。

 人間は,誰もが必ず死を迎えます。不幸にも若くして事故や天災などで亡くなる方もいるでしょう。そうでなくても,人間は確実に老います。しかし,若いうちは,老いることにより障がい者になるということをなかなか自覚できないものです。私も,50歳を過ぎて老眼を経験し,初めて「目の悪い人」の気持ちが分かるようになりました。「不便だ」というのが最初の感想ですが,完全に見えなくなったり聞こえなくなったりすれば,生活にも支障が出ますし,何よりも気持ちが落ち込むことでしょう。高齢者にうつの人が多いと言われるのは,こうした加齢による体力や身体機能の低下も原因になっているのではないでしょうか。

 元気なころの自分が実像で,何もできなくなった自分は虚像だという意識を持つ人も少なからずいるようです。過去の自分がオーバーラップしてしまうのは,中途障がいと先天的な障がいとの大きな違いです。「こんな簡単なこと,今まで軽くできていたのに…」「人に頼らなくてはならないなんて情けない」「低く見られているようで嫌だ」「負い目を感じる」…そんな思いを心に秘めているのかもしれません。また,「どうせ見ることができない」「どうせ聞こえない」と,他人とのコミュニケーションを諦め,内に閉じこもってしまう利用者も多いです。

 介護者は,口には出さなくても,「できなくなる」という切なさに打ちひしがれる利用者の胸中を理解しようとしなくてはなりません。

 今回は,そんな人たちも,みんなで楽しくコミュニケーションが取れるよう,笑いながら体や頭,心を動かせるレクリエーションゲームを紹介します。第5回のテーマ「障がいのある人や寝たきりの人へのレクリエーション」で紹介するレクリエーションゲームは,次の通りです。

第5回で紹介するレクリエーションプログラム

※クリックするとレクリエーションの紹介ページに移動します。

①ペアで大掃除

②みんなで大掃除

③筒でボウリング

④空き缶転がし

⑤ビーチボール遠投

⑥楽器でノリノリ! イントロドン

⑦おぼえてカラーリズム

⑧紙飛行機でクイズグランプリ!

⑨ジェスチャーカルタ

⑩もみもみゲーム