「介護施設の当たり前」に関する
読者アンケート(N=20)
実施期間 2025/3/10~4/4
※回答は読みやすいように加工、編集しています。
【回答者内訳】

Q:「どんな時でもエプロンをつけて食事をしたい」と思いますか?

〈思う〉
●感染防止のため。
〈思わない〉
●見た目が気になる。
●恥ずかしい。
●気分次第。
●食べこぼす事を前提にされている感じがして嫌。
●普通はエプロンをつけて食事をしないから。
●食事の内容や食事をしている場面による(自宅・施設・外食)。
●どうしてもこぼしてしまう時にのみ必要と感じる。
●必要に応じて考える。
●こぼしたりしないならば、エプロンは必要ないと思うから。
●邪魔になる感じがする。
●エプロンは食べこぼし対策のためにつけると思っているので。
〈どちらでもない〉
●食べこぼしなどが多いようであればつける。ただし、お気に入りのエプロンを選びたい。エプロンを探してみたことはあるが、介護用しかなくなかなかよいものが見つからなかった。
●つけるのは嫌だが、食べこぼしなどがあった時に着衣が汚れるのは嫌だ。
●そもそも、エプロンをする習慣がない。
●服が汚れそうな時、例えばカレーなどの時はつけたいと思う。
Q:「どんな時でも昼間に入浴したい」と思いますか?

〈思わない〉
●寝る前に入る習慣なので。
●夕食後に入浴する習慣がある。
●化粧を落としたくない。
●午前よりはましだが、早すぎる。
●風呂は寝る前に入りたいから。
●仕事で汗をかくため、帰宅後入浴したい。
●汗をかいていたら出かける前に入浴したい。
●今まで通り寝る前に入りたい。
●就寝前の入浴の方が慣れている。
●入浴の時間にこだわりはない。
〈どちらでもない〉
●自分はいつでもよいから。
●温泉旅行とかの場合は昼間に入ることもあるので、どちらでもよい。
●昼間だとその後また汗をかきそう。
●時間問わず入浴したいときに入浴したい。
●自分で入浴できないなら仕方がないかなと思う。むしろ毎日入りたいと思うかもしれない。
●入れるなら何時でも良い。
●その時の気分や状態による。
●汗をかいたときは入りたいこともある。
Q:「どんな時でも6時に起床して20時に就寝したい」と思いますか?

〈思わない〉
●やることがあるので20時には寝ることができない。
●こだわりがない。
●好きな時間に起きて眠くなったら寝たい。
●好きな時間に起きて、好きな時間に休みたい。
●夜は早すぎるし夜中に目が覚める。それで朝まで寝ろと言うのは酷だ。
●20時から6時まで10時間も寝られるわけがない。
●好きな時に起きて好きな時に寝たい。
●朝は4時には起きるので、自由にしてほしい。
●仕事があれば早く起きるし、仕事がなければ前日は夜更かしすることもある。
●起きる時間と寝る時間くらいは自由にしたい。
●その時の体調により、ゆっくり眠りたい時がある。
●ゆっくり寝ていたい時もあれば、遅くまで起きていたい時もある。
●朝はもっと早く起きたい。
●夕食後のスケージュール的に20時は間に合わないし、テレビも見たい。
〈どちらでもない〉
●基本としては、朝起きて暗くなる夜に床につくのが健康には良いと考えている。ただし、夜勤帯の仕事が必要な職種を除いて。
●好きな時に寝て、好きな時に起きたい。
●時と場合による。生活リズムが整えば規則正しい生活が送れると思われる。
●規則正しい生活が送れるなら何時でも良い。
●体調もあるし、たまには寝坊もいいと思う。
Q:ここまでの質問をふまえ、
「介護施設では当たり前だけれど、自分事として考えると不自由なこと」
について、思い当たるものがあれば教えてください
●夏の暑い時に週2回しか入浴できないこと。自由に外出・外泊が出来ないこと。在宅なら予防の意味合いも含めて簡単に医療機関で受診できるのに、施設に入居していると難しいこと。
●食事時間が決められていること。
●基本的に1人で入浴ができない。
●食事内容や排泄場所、外出・外食・面会・余暇、全て該当する。今現在、自分自身が障害を負ったら「不自由だが仕方がない。施設に従う」と考えるが、実際その場面になった場合、障害を受容できているかどうかが問題になってくると思う。
●行事に強制参加。異性介助。排便がないと座薬。
●外出の制限。
●おやつは自由に所持できず職員がチェックする。外出は届け出制。
●朝食時間は遅いと感じる。
●食事の前後のトイレ誘導。
●好きな時間に食事をしたい。
●食事時間。
●たまには麺が食べたいが出ない。煮物などの家庭料理の差し入れが欲しい。
●テレビを見る時間、ラジオを聴く時間、食事時間が決められている。自由に外出ができない。
●時間でトイレに誘われる、食事の時間が決まっている、食べたいものが食べられない。
●10時・15時のおやつ、2時間ごとのトイレ、用もないのにホールに連れてこられる。
●食事について、自分自身偏食が多いため、決められた食事が食べられないものだと、食べるものがなくなってしまう。選択できると良いと思う。リハビリのために運動を勧められるが、自分だったら、やりなさいと言われると嫌になる。
●レクの時間や行事も強制参加になっているところが嫌。参加したい人もいれば参加したくない人もいると思うので…。
●風呂上がりや朝の整容の際、同じヘアブラシでみんなの髪をとく。電気ひげそりを共有している。ご飯を全量食べたとか、食べているそばで言われる。
●女性の入浴介助を男性職員がする場面がある。できれば同性がよいと思うが、男性の介助が当たり前になっている。
Q:日頃のケア業務の中で「本当に必要なの?」と思うようなルールや
慣習などがあれば教えてください
(特になければ「なし」とご回答ください)
●週に2回しか入浴できない。
●10時に水分補給して、15時におやつを食べる。
●食べこぼすからエプロンを使用する。
●食事摂取量のチェック。家から施設の食事に変わると、みるみる体重が増える人がいる。
●定時のトイレへの声かけ。
●消灯時間の自由。テレビを見ていたい人もいる。
●入浴日(週2回)や時間が決まっていること。アルコール禁止。食事に生物は出さない。
●夕食が終わったらすぐ寝かされ、電気を消される。
●誰も観ていないテレビがついている。その人の出来ることには手を出さないで、出来るまで見守る。
●もう要らないと言葉や動作で表明している利用者に、なお食事を勧める(介助する)。「延命は不要です」と言いながら、「点滴だけはお願いします」と言われる。
Q:「介護施設の当たり前」について知りたいこと、思うこと、
聞いてみたいことなど
●例えば、エプロンをせずに食事介助をして、服が汚れてしまったら着替えさせる仕事が増えてしまう。
●介護施設の当たり前を改善している施設があれば、施設が承諾した上で、どのように取り組んで当たり前を改善したのか取材してもらいたい。
●介護施設の常識・非常識は面白い。利用者の不安やイライラは、介護施設の常識を利用者に当たり前のように提供する事でも生まれているという事を再確認したい。
●日々の生活の中の選択肢について。
●入所されている方の家族は、施設の当たり前についてどのような反応をしているのか知りたい。「お世話になっているから仕方ない。でも、モヤッとする」ということもあると思うので。
●介護施設における真の自己決定に基づいた生活。自立生活運動(IL運動)における自立の考え方。
●スタッフがどのように捉えているかを知りたい。業務の中に、利用者様とのコミュニケーションや関わりが入っていない人がいる。何が業務に当たるのかをはっきりさせ、当たり前を見てほしい。
●本当に介護士として、必要な仕事とはなにか、どんな事を専門職として学び、今後に活かしていくことがいいのかを考えてほしい。国家資格を持っていても、雑用的な扱いになっている事が多く、それが当たり前になり、仕事が仕事ではなく、作業になっているので、「本当にあるべき介護士とは」をテーマとして考えてもらいたい。
●外部所属の嘱託医が、当たり前のように施設の看護師に点滴や時間のかかる処置を指示する。施設の看護師はうちの従業員で、残業になったら施設が手当を払う。介護施設に重度・高度の医療を求められても医療体制が追いつかない。
●介護が専門職として働ける時代が来てほしい。自立支援を考えれば、活動を増やしていきたいが、食事の準備や片付け、シーツ交換や掃除、ショートステイで言えば、荷物チェック等、介護士じゃなくてもできる事はボランティアやシルバー人材等で対応できれば、介護士としての専門性も活かせると思う。
●入浴に関しては、具合が悪くなるなど、何かあった時、昼間の方が対応しやすい(病院が空いている時間帯)と思う。
●これからは、平均的な高齢者像ではなく、多様性と格差の時代だと言われている。自分が入りたい施設を作りたい。
●サブスクの動画やネット環境が整っていれば、他の事は不自由に感じない。
Q:「介護人財」および「学びの窓」について、
ご意見やご要望などがございましたらご自由にお書きください
●介護人材を職員間で活用させていただいている。
●次世代育成(主任・リーダーなどになりたくない)
●職員のモチベーションについてなど期待している。
●専門職の視点、客観的に自らを振り返られる視点など、自ら気づき学べる方法など提案してもらいたい。
●人欠が続いていると、介護に対して、心ある人よりも、シフトを埋めてくれる人を探しがち。どうしたら、一緒に前を向いて行ける人が集まるかが知りたい。
|