みんなの部屋


「介護職の夜勤」に関する
読者アンケート(N=23) 
実施期間 2025/6/20~7/6

※回答は読みやすいように加工、編集しています。


【回答者内訳】


Q:介護職として夜勤をしたことがありますか?

Q:介護職の夜勤は大変だと思いますか?


〈「思う」と答えた理由〉

転倒リスクの高い入居者も多く、汚染があったり看取りがあったりすると、1人で20人を見るのは精神的にも体力面でもきつい。休憩要員も居ないので、まとまった休憩はとれない。(特養/介護職)

20名をほぼ一人で対応しなくてはいけないので、対応しきれないこともあり大変。ショートステイなので在宅での生活と異なり、不穏になられる事や、指示が入りにくい方、認知症の方もいるので大変な時もある。(特養/介護職)

急変の対応。看護職はオンコールのみ。職員の身体の負担(夕方17:30から朝9:30までの拘束時間)が大きい。(特養/介護職)

人員に余裕が無いのでまとまった休憩がとれない。転倒リスクの高い入居者も多く、精神的にも気が休まらなくて辛い。仮眠をとってから出勤するけれど、人は夜に寝る様に出来ている。こんな生活を続けていると寿命を縮めている気がする。(特養/介護職)

転倒等のリスクもあるので気を張り詰めないといけない。他にもご利用者がいるので、一人だけではなく全員事故なく朝を迎えないといけない。ターミナルケアの方や発熱者、体調不良者もいれば大変だと思う。記録入力もあるので大変。(特養/介護職)

長時間の拘束。逆算しながら業務を行わなければならず、負担が大きい。(特養/ケアマネ・相談員)

容体の急変、認知症の方の昼夜逆転など様々な方がおられるので、介護職の身体的精神的な部分は大きいと思う。(特養/施設長・管理者)

寝ているとはいえ、1~2人で数十人の利用者を対応し、無事朝を迎えてもらうまでの18時間連続勤務はしんどい。(特養/施設長・管理者)

負担が大きい。早番が来るまでに全員起こさなければならない。(老健/介護職)

日中より利用者(入居者)をケアするスタッフが少ない。認知症の利用者は昼夜逆転の方が多く、転倒リスクが増えてしまうと肌感で感じる。アクシデントが発生すれば、その後の要因分析、対策、御家族への連絡などの業務量が増える。骨折などすれば尚更。クレームにもつながり、職員に対してのプレッシャーが半端なく、責められて、被告人のような感覚に陥ってしまう。できればやりたくない。(老健/介護職)

認知症の利用者様も多く、必ずしも利用者様みなしっかり寝ている訳ではないため大変。(老健/介護職)

急変だけでなく、不審者などの対応もしなければならない。(老健/ケアマネ・相談員)

何が起こるか分からないから。(老健/ケアマネ・相談員)

睡眠障害がある方の夜間対応は、人が少ないため焦りが出やすい。(老健/看護職)

夜間は少ない職員数でケアを行っており、ナースコール対応・排泄介助・不眠者への対応と業務が煩雑で、リスクも高い状態で勤務している。(医療介護院/看護職)

眠い、疲れが取れない。(有料老人ホーム/看護職)

ワンオペであること。ローテーションでの勤務であること。(短期入所生活介護/介護職)

休憩時間がはっきりしない。(小規模多機能/施設長・管理者)

〈思わない〉

当施設は夜勤帯を複数人で務めるので、精神的にも楽。時々、突発的な出来事が重ねて起こると大変と感じることもある。(特養/ケアマネ・相談員)

夜間、利用者は寝ているため。(グループホーム/施設長・管理者)

日勤帯勤務の方がハードだから。(小規模多機能/介護職)

Q:夜勤帯の業務支援として、見守り系のICT機器(センサー、カメラなど)を
  導入していますか?


〈これからICT機器を導入する施設・事業所へのアドバイス〉

センサーは、ご利用者様の行動把握をしていくためには必要。また、カメラなどは相互的な面で重要だと思われる (防犯面や虐待をした、していていない等の証拠にもつながる) 。

その人に合った見守り機器(センサー・カメラ)を導入する必要があり、それを見極めるのに時間を要する。また、途中で見守り機器の変更が必要にる場合もあるので、検討委員会などを作り検討を重ねていくのが良いと思う。

導入前に期待する効果を検討し、導入すると良い。

導入に関して、今の状況に合うものを選ぶだけでなく、職員の教育も必要だと思う。便利、生産性が上がる前に、苦手意識が強くなる事が失敗につながると思う。

ICT機器にはいろいろあって、自施設で使っているのは赤外線センサー。施設の状況や利用する方、資金により導入できるもの、必要なものが異なる。導入するにあたってはよく検討するといいと思う。

部屋割りや建物の構造に合わせた機器が良いと思う。

良い物を最初から準備したほうが良い。

最新の機器を導入したところで、ある程度の業務の負担に貢献はするが、最終的には私たちのケアに対する倫理観・人権意識がベースになるので、そこの基本が無ければ最新の機器を導入しても役には立たないのではないか。

ICT機器を導入するにあたって、どういう目的で取り入れるのか?使用方法を職員全員が理解しないといけない。外国人人材も多いので。

ICTも大事だが、人を扱っているという事を忘れないでほしい。

使用方法の検討、ランニングコストの検討。

センサーとカメラのセットが一番便利。

Q:「夜勤で必要なスキル」として思い浮かぶもの

医療の最低限の知識(緊急度の判断など)。

多岐にわたる業務内容に対し優先順位がつけられることや、状態変化を察知できる観察力。

体力と忍耐、諦め、判断力。

臨機応変に柔軟に考える視点、視野。夜勤前、気持ち的余裕を持つような時間の使い方。

緊急対応の技術などがあればよいが、一人夜勤でなければ特別なスキルは必要ないと思います。

体力。先々を見て動く能力。腰痛予防など体調管理。

昼間の様子から、夜間〜翌日までを想定できる事。

色々なケースを対応した経験値。

急変の対応、看取りの対応、喀痰吸引。

観察力、介護・医療知識、介護技術などが必要なうえ、状況により判断力、決断力が求められる。

臨機応変さ。

冷静な判断力。

危険予測、自分自身の体調管理。

利用者ごとの睡眠状況を把握する。

観察力、体力。

ご利用者の一人ひとりの夜間帯の特徴を把握すること(眠れない時や認知症の症状のある方の対応方法など)。

異常時の早期発見、対応。

冷静な判断。

プロとしての自覚。

体力、忍耐力、判断力。

自身の体調管理。マラソンのような感じで、ペースは相分と自身のコンディションに気を配りながら取り組む。あとは業務に集中して夜を乗り越え朝を迎えて気持ち良く帰宅したい。

優先順位を一人で判断できる判断力。

Q:新人に伝えておきたい「夜勤の心得」

知識や技術を日勤業務で身につけてから夜勤デビューすること。

夜勤デビュー前には、緊急時対応や応援要請の手順等を確認する。

しっかり準備しておくこと。あとはなるようにしかならない。

自己判断せず、周りに頼る。

一人で判断しないで、先輩や看護師へ確認し指示を仰ぐことも必要。

夜勤前はきちんと休み、体調を整え夜勤に望む。

普段から緊急時の対応を確認しておく。急変だけでなく、不審者が現れたり、自然災害が起きたりしたとき、何処に何があってどう対処できるか関心を持っておく。

緊急、事故発生時の対応方法を知っていること。シミュレーションしており動けること。

一人でやるのではなくチームですること。

一人であるが、一人でないこと。困ったときにどう頼れば良いかを知っておくことが大切。不安はあるもので、それとどう付き合うかを伝えている。

プリセプターがいる時は何も起こらない。

経験を積んでいくことと、安心できる対応をすること。

突発的な事態が起きる可能性があることを覚悟して夜勤に対処する。とりあえず経験して難しいようであれば無理せずに、夜勤業務に当たらない方が良い(自分自身の心身のためにも)。

朝方が大変なので、上手に休んでほしい。

日勤と夜勤での様子は違う。ご利用者一人ひとりの1日の様子が理解できる。眠いと思うが、寝ずに頑張ってほしい(食べ過ぎると眠くなる)。

わからない事や不安に思う事は、理解するまで何回でも聞く姿勢。

利用者さんはあなたの働きをよく見ていますよ。

経験を積むこと。一人ひとりのご利用者のリズムをつかみ、自分の中での夜のスケジュールを作り上げること。1回1回の夜勤をしっかりと集中して取り組むこと。

一人で解決しようとせず、夜勤のパートナーやオンコールで相談すること。

夜勤デビューは怖がらずに!!ご利用者の生活を理解する。

Q:「夜勤デビュー」について知りたいこと、思うこと、
  聞いてみたいことなど

夜勤帯の緊急対応時(利用者の状態悪化時の対応と救急搬送の判断)。

16時間夜勤と8時間夜勤、どちらが良いのか?

何ができれば夜勤デビューしてもよいかをチェックリストにしてほしい。

日本人だけでなく、外国人人材の夜勤デビューについての特集があるといい。いろんな言語で共有できたら助かる。

夜勤デビューの忘れられない出来事など。

新人の夜勤デビューの密着など。

施設の種別によっては、複数で協力したり、1人でそのフロア(ユニット)をケアしなくてはいけなかったりなど様々。種別や大きさや施設系か在宅系などで分けてアドバイスがあったらいい。自施設、自職場以外で相談できるところがあれば。

一人で対応する事の難しさや、防げない事故があるという現実についてアドバイスがほしい。

手当があるから夜勤をしたいというのではなくて、夜勤の業務が利用者にとっていかに大切かを学べるような特集を期待したい。大変な反面、誰からも見られていないので何をしているか分からないというリスク、虐待リスクもありますし、難しい面もある。

技能実習や特定技能などで夜勤に入っている外国人の不安や大変なことなど。

Q:「介護人財」および「学びの窓」について、
  ご意見やご要望などがございましたらご自由にお書きください

多彩な内容で興味深く拝読している。また現場職員への回覧も実施し活用している。

介護の魅力発信をし続け、介護人財の獲得につなげていけるようにしていきたい。全施設が取り組んでいく課題、テーマでもあると思う。

動画などはもっと効率的に、少ない時間で要点がつかめるものにしてほしい。

介護の仕事は対人援助の専門職。人と人との関わりで悩みや不安が生まれる。同じような境遇である人たちが交流できる場の提供といったことがあればぜひ参加してみたい。

優秀な人財が入りたくなるような、環境整備をテーマにお願いしたい。

介護職の未来予想図について(例:2040年には介護職はどうなっているのかなど)。

介護士としての専門性とは何か。

介護士も専門性を理解して、利用者に対応できる世の中になって欲しい。

シーツ交換、食事の準備や片付け、掃除等、介護士じゃなくてもできる事は他で実施するシステムが構築されるといい。

職員研修に活用させていただいている。今後ともよろしくお願いいたします。