・「投げる」能力の維持
・上肢の運動
・コントロール
・動作を滑らかに行うための全身筋力の維持・向上
・関節の可動域を広げる
20分
フロア
10~20人
円座
・よく弾むボール(柔らかいもの)
・ラップ芯
・ビニールホースで作った輪っか(大きいサイズと小さいサイズ)
①利用者に円座になってもらい,真ん中に職員が立つ(参加者が多い場合は職員2人で半円ずつ担当してもよいが,ぶつからないよう気をつける)。
②職員が利用者の名前を呼んで,その人に向けてボールを投げ,受け取ってもらう。
③受け取ったボールを利用者に投げ返してもらう。
④全員終わったら,今度はボールを床にバウンドさせて投げ,受け取ってもらい,同じようにバウンドさせて返してもらう。
⑤1人でできない場合は,職員が一緒に受け取り,投げ返す(無理強いはしない)。

幼稚だと思う人もいるかもしれませんが,認知症も重度になると,ボールの投げ方が分からなくなったり,ボールを投げて受け取った後に「ボールを投げてください」と職員が言った言葉の意味が分からなかったりする人がいます。
風船バレーは風船の動きがゆっくりなので目に留まりやすいためか,風船が飛んできた時に反射的に打ち返すことができることもあります。
認知症が進むと,どんどん日常生活上での動作ができなくなってきますので,上肢や下肢のさまざまな動きを体験することはとても大事です。いつまでも「動き」を忘れないように,レクリエーションゲームを通して楽しく体を動かしていきましょう。
①利用者にラップ芯を持って円座になってもらい,真ん中に職員が立つ(参加者が多い場合は職員2人で半円ずつ担当しても良いが,ぶつからないよう気を付ける)。
②職員が利用者の名前を呼んで輪っかを投げ,利用者にはラップ芯を使って受け取ってもらう。うまく受け取ることができたら拍手!
③2巡目は小さな輪っかに挑戦。うまく受け取ることができたら拍手!
④次は,真ん中の職員がラップ芯を持ち,利用者が輪っかを投げる。

眼鏡をかけている人は,外してもらいましょう。利用者の身体能力に応じて,そばに近づいたり,高低差や左右差をつけたりして可動域を広げるようにしてみましょう(疾病のある人はリハビリテーション職などに相談するようにしてください)。
ボールの大きさを変えたり,ボールを蹴るなど方法を変えたりしても良いですし,輪っかの大きさを変えたものを数種類作って,得点制にしても楽しいですよ!