・上下肢筋力アップ
・日常生活動作の維持
・模倣で体を動かす
・音楽を楽しむ
・敏捷性やバランス感覚
・スポーツや家事の動きを思い出す
20分
フロア
20人くらい
円座
・新聞紙で作った棒(あるいは長いラップ芯)
①日常生活動作を意識した体操を行う。

新聞紙棒を使って,いろいろな動きをしてみましょう。今回紹介したのは一例ですが,皆さんでアレンジして,20分ほどの体操にしてみてください。難しそうに見えますが「真似をしてください」と言って一緒に歌いながら行うと,遅れてついてきてくれます。ゆっくり行うようにしましょう。
②ドレミファ体操を行う。
ラップ芯を両手で水平に持つところから始めます。
①まず前屈をしてラップ芯を足先に持っていきます。これがドです。
②向う脛がレ(弁慶の泣き所と言われているところ)
③膝がミ
④太ももがファ
⑤おへそがソ
⑥首の前がラ
⑦おでこがシ
⑧頭の上でばんざいをしてド
ここからドシラソファミレド、と下がっていきます。2回ほど行い、全員ができるようになれば応用編です。
①ソ(おへそ)
②ド(足先)
③ラ(首)
④ファ(太もも)
⑤ミ(膝)
⑥ド(足先)
⑦レ(向う脛)
⑧ソ(おへそ)
⑨ド(足先)
⑩ラ(首)
⑪シ(おでこ)
⑫ド(頭の上)
⑬レ(頭の上から後方へ伸びをする)
⑭ド(頭の上)
③棒の下の方を持った状態から,一度手を離してまたつかむ(敏捷性を養う)。
④手のひらの上で棒を立たせる(バランス感覚を養う)。
⑤スポーツ(野球,テニス,剣道など)の動きをする。
⑥昔の家事(ごますり,落ち葉たきなど)の動きをする。

昔なじみの動きを思い出したり,体が憶えている記憶を引き出したりします。この時,「上手ですねえ」「落ち葉たきなんてしたことないので教えてください」など,利用者を先生にすると,うれしそうに教えてくれますよ。

認知症が中度になると,説明の意味が分からなかったり,説明をしても忘れてしまったりする人がいますが,そういう人には,「模倣」するレクリエーションが有効です。前に立つ職員の真似をすればよいので,体操やダンスは難しくなく楽しい時間になります。重度になると全く模倣もできなくなりますので,できるうちは体操やダンスなど体を動かす機会をどんどんつくりましょう。。