リハ・レク体操プログラム集 第3回 (2/14)

居宅訪問の目的とは?

 個別機能訓練加算を取得するにあたって,3カ月に1度の居宅訪問をした上で,機能訓練計画を作成することが求められるようになりました。利用者の在宅生活を知った上でどのような機能訓練が必要かを考えることは,とても重要です。利用者が自宅でどのような生活を送っているのかを知らなければ,デイサービスで行う機能訓練の目的がぼやけてしまいます。

 例えば,「Aさんにとって平行棒の歩行練習に何の意味があるのか?」「Bさんの足に重りを巻いて上げ下げする運動はどんな生活を目指しているのか?」と聞かれても,しっかり説明できない職員もいるのではないでしょうか? 利用者の在宅生活の様子や今後の希望などがはっきりしていると,その目標に沿った機能訓練メニューを用意できます。利用者の在宅生活を知り,どんな生活動作が必要か? 今後どういった暮らしを希望されているのか? そういった視点で機能訓練メニューを立案する必要があります。

 また,機能訓練メニューだけでなく,デイサービスの中でどのような日課を用意しようか? などと,利用者の過ごし方を考えることも大切です。実際の利用者の住環境や生活の目標を知った上で多職種で意見交換をすると,「生きた機能訓練メニュー」が立ち上がってくるでしょう。ぜひ,その人に合ったメニューをつくるために「居宅訪問」を実施してください。